長寿命の住まいを実現することにより、家そのものを価値あるものとして売ることができ、その家を建てた家族は資金を得て豊かな老後を楽しめたり、収入の少ない子育て世代は新しく建てるより安く、家を買ったり借りたりすることができます。また建てかえることによる大量のゴミやCO2を削減して、地球環境にやさしい暮らしを実現させる。これが長期優良住宅という考え方です。
極めてまれに発生する地震に対し、継続使用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベル低減を図ること。
(大規模地震力に対する変形を一定以下に抑制する措置を講じる。)
構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行うために必要な措置が講じられていること。
将来のバリアフリー改修に対応できるよう共用廊下などに必要なスペースが確保されていること。
住居者のライフスタイルの変化などに応じて間取りの変更が可能な措置が講じられていること。
必要な断熱性能などの省エネルギー性能が確保されていること。
良好な景観の形成その他の地域における住居環境の維持および向上に配慮されたものであること。
良好な住居水準を確保するために必要な規模を有すること。
建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修などに関する計画が策定されていること。